更新日2025.02.05

ミニバンの維持費はどれくらい?税金や車検費用・維持費を安く抑える方法について解説

ミニバン 維持費

「ミニバンの維持費はどれくらいかかる?」「税金や維持費・車検費用を安く抑える方法は?」といった疑問を持っている方は多いでしょう。

ミニバンを所有するには、税金や諸経費などさまざまな維持費が必要です。この記事では、ミニバンの維持にかかる実際の費用を詳しく解説し、税金や車検費用をはじめとする維持費を効果的に抑える方法を紹介します。

ミニバンの購入を検討している方や、すでに所有していて維持費を見直したいとお考えの方に役立つ情報を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

またミニバンの維持費を安く抑える事は大事ですが、それだけでは限界があります。維持費だけに囚われるのではなく、自動車関連の費用を抑えるには、乗り換えの際に、いま乗っている車を高く売るなどの工夫が必要です。
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この記事でわかること

  • ・ミニバンを維持するために必要な税金
  • ・ミニバンを維持するためにかかる費用
  • ・維持費を安く抑える方法
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ミニバンとは?

ミニバンとは

ミニバンとは、ツーボックスタイプで車内空間が広い3列シートで背の高い車の総称です。一般的に、大人6~8人が乗車でき、低床&スライドドアを採用しているため乗り降りしやすいのも特徴。そのため、使い勝手がよくファミリー層を中心に人気があります。

ミニバンはボディーサイズで5つのクラスに分類されています。

クラス全長×全幅排気量代表的な車種
LLクラス約5,000mm×約1,800mm2,400cc~トヨタ:アルファード
Lクラス約4,800mm×約1,800mm2,000cc~ホンダ:オデッセイ
Mクラス約4,700mm×約1,700mm1,500cc~2,000ccトヨタ:ノア
Sクラス約4,600mm×約1,700mm1,500cc~2,000ccトヨタ:ウィッシュ
SSクラス約4,200mm×約1,700mm1,500ccホンダ:フリード

ボディーサイズで分類されたミニバンは、必然的に排気量や重量にも差が出てくるため、納める税金や諸経費などが変わってきます。それでは実際に、ミニバンを維持するための維持費を見ていきましょう。

ミニバンの維持費内訳

ミニバンの維持費内訳

ミニバンの維持費は、所有する車の種類や使用頻度で大きく異なります。

ミニバンの維持にはさまざまな費用がかかりますが、大きく5つに分類され「税金」、「車検費用」、「ガソリン代」、「保険」、「メンテナンス費用」などがあり、以下のとおりです。

ミニバンの維持にかかる費用

・自動車税:車両の種類や排気量によって年に1度払う税金
・車検費用:車検時に払う基本料金と法定費用
・ガソリン代:走り方で燃費が大きく変わる重要な費用
・任意保険:万が一の事故に備えるための任意に加入する保険
・メンテナンス費用:車の性能を維持するためにかかる経費

維持費の内訳を理解すれば、費用を効果的に抑えることができます。実際にかかる維持費を抑えるための方法を紹介します。

自動車税

自動車税

「自動車税」は「自動車税(種別割)」に名称が変わり、「自動車取得税」は廃止され、新たに「環境性能割」が導入されました。

2019年(令和元年)に税制が変更され、車に関する税金が4種類に整理されています。

このうち車を維持するために必要な税金は、「自動車税(種別割)」と「自動車重量税」です。

車に関する税金

・自動車税(種別割)
・自動車重量税
・環境性能割
・消費税

「自動車税(種別割)」は、毎年4月1日時点で車を所有していると課せられる税金です。以下のとおり税額は車の排気量によって異なります。

排気量引下げ前の税率引下げ後の税率(引下げ額)
1,000cc以下29,500円25,000円(▲4,500円)
1,000cc超1,500cc以下34,500円30,500円(▲4,000円)
1,500cc超2,000cc以下39,500円36,000円(▲3,500円)
22,00cc超2,500cc以下45,000円43,500円(▲1,500円)
2,500cc超3,000cc以下51,000円50,000円(▲1,000円)
3,000cc超3,500cc以下58,000円57,000円(▲1,000円)
3,500cc超4,000cc以下66,500円65,500円(▲1,000円)
4,000cc超4,500cc以下76,500円75,500円(▲1,000円)
4,500cc超6,000cc以下88,000円87,000円(▲1,000円)
6,000cc超111,000円110,000円(▲1,000円)
引用元:総務省HP 2024年1月時点

支払い期限は5月31日です。忘れずに納税しましょう。

「自動車税(種別割)」を安く抑えるには排気量の小さい車を選ぶことです。しかし、排気量を小さくすると車のボディーサイズも小さくなるため、実際に乗りたいミニバンと払える税金を知っておくことが重要になってきます。

「自動車税(種別割)」は毎年払う税金なので、自分がどの程度なら支払えるのかを理解しておきましょう。「自動車重量税」は車検時に払うので、次の項目で紹介します。

車検費用

車検費用

ミニバンを安全に乗りつづけるために車検は必要です。車検費用は大きく分けて「法定費用」と「車検基本料金」に分かれます。

法定費用

法定費用は、「自賠責保険料」、「自動車重量税」、「印紙代」に分類されます。「自賠責保険料」と「自動車重量税」は税金なので、どこで車検を受けても金額は変わりません。「印紙代」は車検を依頼する工場により金額の差があります。

自賠責保険料

「自賠責保険」は法律に基づき、全ての車所有者に加入が義務付けられている強制保険です。自賠責保険に加入していない自動車を運転すると、法的に罰せられるため乗ることはできません。

「自賠責保険」は、2年ごとの車検時に払うのが一般的です。通常は24ヶ月で加入しますが、25ヶ月で加入する場合もあります。

「自賠責保険」を25ヶ月で加入する理由は、車検満了日と保険の有効期限のずれを防ぐためです。自賠責保険の有効期限が、車検満了日よりも1日でも早く切れてしまうと車検が受けられなくなってしまいます。

自賠責保険の金額は以下のとおりです。

25ヶ月24ヶ月
普通乗用車18,160円17,650円
軽乗用車18,040円17,540円

自動車重量税

自動車重量税

「自動車重量税」は、自動車の車両重量に応じて税率が決められた税金です。この税金は、2年ごとに行われる車検の際に、次の2年間分を一括で支払います。

環境性能が高い自動車は、「エコカー減税」による税金の優遇措置が受けられます。また、新車登録から13年以上と18年以上が経過した車両は、平成26年の税制改革で税率が上がる仕組みに変わりました。

2023年5月1日からの自動車重量税の税額表

エコカーエコカー
(本則税率)
エコカー外エコカー外エコカー外
右以外13年経過18年経過
0.5トン以下免税5,000円8,200円11,400円12,600円
~1免税10,000円16,400円22,800円25,200円
~1.5免税15,000円24,600円34,200円37,800円
~2免税20,000円32,800円45,600円50,400円
~2.5免税25,000円41,000円57,000円63,000円
~3免税30,000円49,200円68,400円75,600円
参考:国土交通省HPより 2024年1月時点

印紙代

「印紙代」は、車検時に支払う検査手数料です。車検の手数料は、現金ではなく印紙(国)または証紙(地方公共団体)で支払うことが法律によって規定されています。

印紙代は、車検を受ける自動車整備工場(指定工場・認定工場)によって金額が異なります。

  • 指定工場:地方運輸局長が指定自動車整備事業の指定をしている工場のこと。民間車検場とも呼ばれる認定工場には検査ラインがありラインを通したあと、必要書類を運輸支局へ提出することで検査は完了。
  • 認証工場:地方運輸局長から自動車分解整備事業としての認証を受けている工場のこと。工場では車検などの分解整備作業はできますが、工場内で車検はできません。車検作業後に車検場に持ち込み検査を受ける仕組みになっています。
種別検査登録印紙自動車審査証紙合計金額
指定工場普通自動車1,500円
(1,300円)
400円1,900円
(1,700円)
小型自動車1,500円
(1,300円)
400円1,900円
(1,700円)
認証工場普通自動車500円2,100円2,600円
小型自動車500円2,000円2,500円

車検基本料金

「車検基本料金」は、車検を依頼する工場に払う費用で、車検の代行手数料や点検整備が含まれています。この「車検基本料金」ですが、車検代行を依頼する工場で価格相場が異なります。

  • ディーラー車検での「車検基本料金」の相場は、普通車(SSクラス~LLクラス)で約4~10万円。ディーラー車検はメーカー純正部品を使用するため、やや高くなりますが質の高い整備が期待できます。
  • 車検専門店の「車検基本料金」の相場は、普通車(SSクラス~LLクラス)で約1~2万円。ディーラーよりはるかに安い理由は、車検を通すためだけの必要最低限の点検しかしないためです。ディーラーで行うような部品の交換作業はありません。

以上のことからディーラーで車検を受けた場合の普通車の車検費用は、「車検基本料金」と「法定費用」、交換部品にも別途費用がかかるため、合計はおよそ10~15万円前後です。

車検費用を抑えるポイントは、車検専門店で検査を受けることです。ディーラー車検と比べると3~8万円程度安くなる可能性があります。

ただし、新車から5年程度であれば交換部品も少ないので、車検専門店での検査でも良いです。しかし、年数が経っている車はきちんと整備点検を受ける方が、後々修理などにお金がかからないということも念頭に置いておきましょう。

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ガソリン費用

ガソリン費用

ミニバンの維持費で特に負担が大きいのはガソリン代です。ガソリン代は、車の燃費性能や走行距離、日常の運転スタイルで大きく変わってきます。ガソリン代を節約できれば車にかかる維持費を抑えられます。

平均のガソリン代

2024年1月時点のガソリンの全国平均価格は以下のとおりです。

2024年1月時点のガソリンの全国平均価格
  • レギュラー:170.0円
  • ハイオク:185.6円
  • 軽油:148.4円

参照元:e燃費

走行距離別ガソリン代シミュレーション

年間走行距離を3パターン用意しそれぞれに応じた、人気ミニバンの1年間にかかるガソリン代(維持費)をシミュレートします。

年間走行距離3,000kmの場合

年間走行距離3,000kmの場合
車種燃費年間のガソリン代
アルファード8.47km/L60,213円
オデッセイ9.95km/L51,256円
ノア9.95km/L51,256円
ウィッシュ10.02km/L50,898円
フリード13.26km/L38,462円
※レギュラーガソリン車の場合

車にあまり乗らない場合、年間の走行距離が3,000kmほどになるでしょう。走行距離3,000kmだと、年間のガソリン代は4〜6万円程度です。

年間走行距離5,000kmの場合

車種燃費年間のガソリン代
アルファード8.47km/L100,354円
オデッセイ9.95km/L85,427円
ノア9.95km/L85,427円
ウィッシュ10.02km/L84,830円
フリード13.26km/L64,103円
※レギュラーガソリン車の場合

近所での買い物やちょっとしたお出かけで使う程度だと、年間の走行距離が5,000kmほどとなります。年間の走行距離が5,000kmほどになると、年間のガソリン代が6〜10万円と少し高くなります。

年間走行距離8,000kmの場合

車種燃費年間のガソリン代
アルファード8.47km/L160,567円
オデッセイ9.95km/L136,683円
ノア9.95km/L136,683円
ウィッシュ10.02km/L135,729円
フリード13.26km/L102,564円
※レギュラーガソリン車の場合

通勤や通学、月に数回旅行に行くのに車を使う場合、年間走行距離が8,000kmを超えます。この時年間のガソリン代は10〜15万と、年間3,000kmの時と比べると倍以上になっています。

任意保険

任意保険

ミニバンを維持するための保険は「自賠責保険」と「任意保険」があります。違いは加入義務と補償内容で、加入は任意です。また、「自賠責保険」でカバーできない部分を「任意保険」で補います。

内訳自賠責保険任意保険
相手方の傷害・死亡など
傷害120万円まで
後遺障害4000万円まで
死亡3000万円まで

(対人賠償保険)
相手方の車やもの×
(対物賠償保険)
自分や家族、同乗者の傷害・ 死亡など×
(自損事故保険)
(搭乗者傷害保険)
(人身傷害補償保険)
自分の車×
(車両保険)
相手方が無保険車だった場合×
(無保険者傷害保険)
参考:コスモカーリースHPより

任意保険は任意のため加入の義務はありませんが、日本損害保険協会の2022年調べでは75%を超える人が加入しています。自賠責保険は、身体に対する補償はありますが、物損・自損事故に対する補償が無く補償範囲が狭いのが特徴です。

しかし、任意保険は自賠責保険に比べて補償範囲が広いのが特徴です。自賠責保険だけではカバーできない事故も増えているため、対人・対物賠償保険に入ることは一般的になっています。万が一の事故に備えるためにも加入しておいたほうが良いでしょう。

メンテナンス費用

メンテナンス費用

メンテナンス費用は、ミニバンを長く安全かつ快適に維持するために欠かせない重要な部分です。内訳には車両の性能を維持や安全を確保するための費用と、見た目を美しく保つための費用に分類されます。

定期的にメンテナンスをすることで、車両の寿命を延ばし将来的な修理費用の節約にも繋がります。では順番にみていきましょう。

洗車費用

洗車は、ミニバンを美しく保つための身近なメンテナンス方法です。洗車の頻度が高いと、良い状態を長持ちさせることができます。ミニバンの維持費を抑えるためには、一般的に3週間に1回の洗車が推奨されています(年間17回)。

各洗車費用

・ガソリンスタンド手洗い:1回約2,000円~5,000円、約34,000円~85,000円/年
・ガソリンスタンド洗車機:1回約2,000円~4,000円、約34,000円~70,000円/年
・自分で手洗い洗車:自宅水道込み1回約300円、約5,100円/年

このように、自宅で洗車するのが一番安く済みます。ガソリンスタンドの手洗い洗車1年分と比較すると、1/16の価格で済み、年間80,000円も浮いてきます。維持費を抑えたい方はぜひ自分で洗車するようにしましょう。

消耗品費用

ミニバンは走行することで消耗する部品がたくさん存在します。これらの消耗品をマメに点検・交換することで車の寿命を延ばすことができ、故障リスクを最小限に抑えることが可能です。それによりメンテナンス費用の節約にもつながってきます。

エンジンオイル

エンジンオイル

エンジンオイルは潤滑油で、エンジンの摩耗を防ぎエンジンを冷やす効果があります。エンジンオイルは、常にエンジン内を循環しているので摩耗した鉄粉などで汚れて劣化するのです。そのため、一般的に5,000kmまたは半年に1度交換する必要があります。

エンジン性能が昔より良くなっているため、最近では2,500km~3,000kmで交換することもあります。

エンジンオイルの価格(工賃込み)

・大手カー用品店:平均4リットルで1回約6,000円、半年に1回として約12,000円/年
・ガソリンスタンド:平均4リットルで1回約6,000円、半年に1回として約12,000円/年

オイルフィルター

オイルフィルターは鉄粉やカーボン、ゴミなどをろ過するための装置で、オイル交換の2回に1回は交換が必要です。

オイルフィルターの価格(工賃込み)

・自動車メーカー:約2,000円、1年に1回として約2,000円/年

タイヤ

タイヤの寿命はおよそ3~5年または、50,000km程度で交換が必要になってきます。しかし、普段ほとんど車に乗らないからといってタイヤの寿命が延びるわけではありません。

タイヤはゴムなので劣化してきます。走らずに放置したままにしていると、タイヤのサイドウォール(横っ腹)にひびが入ることもあり、それがタイヤ交換時期の目安になってきます。

また、タイヤの溝が1.6mm以下になるとスリップサインが現れますが、それも交換の目安になるのでこまめにチェックしましょう。

タイヤは定期的にローテーションすることで減りを均一化でき、それがタイヤの寿命を延ばすことに繋がります。

タイヤの価格(工賃込み)

・一般的なミニバンのタイヤサイズ(195/65/15)1本7,000円~、4本で34,000円

ワイパーブレード・ゴム

ワイパーブレード・ゴム

ワイパーブレード・ゴムの交換時期の目安は、1年ごとです。しかし、水はけが悪くなりビビリ音のような異音がしたり、ワイパーゴムが切れはじめたりしてから交換しても十分です。

また、ワイパーゴムは自分で交換することもできますが、1度も触ったことが無い人にとっては意外と難しく感じるかもしれません。そんな場合は大手カー用品店で交換してもらいましょう。

安いワイパーゴムは1本1,000円程度からあり、撥水タイプは1本1,500円程度から販売されています。

ワイパーブレード・ゴムの価格(工賃込み)

・普通のワイパーゴム:2本で約2,500円~4,000円/年
・撥水タイプのワイパーゴム:2本で約3,500円~5,000円/年

ブレーキオイル

ブレーキオイルの交換時期は、車検時の2年に1回に行われることが一般的です。ブレーキオイルは専門知識が無いと交換できません。

ブレーキオイル(フルード)の価格(工賃込み)

・ブレーキオイル(フルード)約5,000円~10,000円

バッテリー

バッテリーの交換時期の目安は、メーカー推奨で2年~3年が一般的です。車の使い方次第では4~5年持つこともありますが、バッテリーは、あがってしまうと交換が大変なので定期的に交換しましょう。

バッテリーの価格(工賃込み)

・メーカー:純正品で約31,000円
・大手カー用品店:約6,000円~40,000円

エアコンフィルター

エアコンフィルター

エアコンフィルターの交換時期は、1年または1万kmが目安になります。エアコンフィルターを長い間交換しないと、ゴミやほこりで目詰まりを起こし冷暖房を設定温度にしても風が出てこない場合があります。

エアコンフィルターの交換は、車の12ヶ月点検で交換すれば忘れることはありません。

エアコンフィルターの価格(工賃込み)

・ディーラー:約3,000円~14,000円

エアクリーナー

エアクリーナーの交換時期は、メーカー推奨でおおむね2~3万kmが目安になります。エンジン内に空気を送り込むときに不純物などをろ過する装置です。車検ごとに交換するのが一般的です。

エアクリーナーの価格(工賃込み)

・メーカー:純正品で約4,000円~5,000円

ウォッシャー液

ウォッシャー液の補充時期は、無くなったら補充するか半年に1度ほど点検をして減っていたら補充する程度で良いです。

ウォッシャー液の価格(工賃こみ)

・大手カー用品店:約500円~1,000円
・自分で補充:ホームセンターや大手カー用品店で約400円

その他必要に応じてかかる費用

その他必要に応じてかかる費用

ここまで、ミニバンを維持するために必要な基本的な費用について紹介してきました。ミニバンを所有するには、定期的にかかる維持費用の他にも必要に応じてかかる雑費があります。それは、高速道路料金、駐車場代、そして修理費です。

高速代

高速道路を利用するには、利用料金が発生します。高速道路を使わなければ費用を抑えられますが、休日など出かける場合に高速道路や有料道路を使うこともあるでしょう。時間帯や曜日で料金が変わり、意識せずに使っていると意外と大きな出費になる場合もあります。

駐車場代

ミニバンを維持するためには保管場所が必要です。一般的には月極駐車場が多いですが、月額費用は各地でばらばらです。2022年度の全国における駐車場代の平均は、月額1万343円とかなり高い水準になっています。

年間の駐車場代だけで12万円を超えてしまいます。中には月額2万円を超える地域もあります。

修理代

突然の故障や事故で車がこわれる場合があります。車の修理費用は故障や事故の程度によって変わってくるため、いくらだとはいえません。

保険が適用されるものであれば良いのですが、事故の過失割合や保険の免責によっては実費負担もあります。

定期的な点検を行うことで故障のリスクを減らすことができます。しかし、突然の事故は防げません。できるだけ安全をこころがけて運転しましょう。

ミニバンの維持費総額

ミニバンの維持費総額

ここまでミニバンの維持費を細かく紹介してきました。ここでは、ミニバンを維持するために必要な費用1年分を表にまとめました。

自動車税(種別割)15,250円
自賠責保険料(25ヶ月)17,434円
自動車重量税12,300円
印紙代(指定工場)950円
車検基本料金20,000円
ガソリン代(年間8,000km)102,564円
任意保険料14,810円
維持費合計(年間)183,308円
年間維持費の総額は、約18万円です。

※2024年1月現在の金額を基に算出
※メンテナンス費用は除く

この他に、消耗品などのメンテナンス費用がかかります。メンテナンス費用は必ず車検時にかかるものではないため省いています。

車検時にかからない維持費は、高速代、駐車場代、修理代です。これらは必要に応じてかかる費用なので表には入れていません。

ミニバンの維持費を抑えるためには?

ミニバンの維持費を抑えるためには?

ミニバンの維持費を抑える方法として以下の3つが挙げられます。

ミニバンの維持費を抑える方法

・任意保険を見直す
・丁寧に運転する
・燃費の良いミニバンを選ぶ
・エコカー減税対象車を選ぶ
・ハイブリッド車やクリーンディーゼル車を選ぶ

任意保険を見直す

任意保険のプランを見直すことで、補償内容が良くなって価格が据え置きになる可能性があります。また、去年より等級が上がり保険料が下がることもよくあることなので、放置しておかないで毎年必ずチェックするようにしましょう。

丁寧に運転する

丁寧な運転をすることで、事故を未然に防ぎ消耗部品の寿命を延ばすことができます。安全運転することで、修理費などの節約にもなり維持費の節約にもつながります。

燃費の良いミニバンを選ぶ

燃費の良いミニバンを選ぶ

燃費の良いミニバンを選べば、維持費を抑えることができます。あまり大きいサイズのミニバンを選ぶのではなく、コンパクトで室内空間が広いバランスの取れた車を選べば長期的に維持費を抑えられるでしょう。

エコカー減税対象車を選ぶ

エコカー減税対象車を選ぶと、税制面でのメリットが得られます。環境性能割の適用やエコカー減税により自動車重量税が軽減されます。

環境にやさしいミニバンは税制面で優遇されることが多く、新車購入時の初期投資や維持費の節約にもつながるのでおすすめです。

ハイブリッド車やクリーンディーゼル車を選ぶ

ハイブリッド車やクリーンディーゼル車は、従来のガソリン車に比べて燃費が良く排出ガスも少ないため、維持費の節約に役立つでしょう。また、これらの車種は環境にも優しく人気を集めています。

トヨタのミニバンでハイブリッドの割合は44%超、ホンダでは53%、日産に至っては62%になっています。

維持費の安いおすすめのミニバンは?

維持費が比較的安いと評価されているミニバンは以下のとおりです。

維持費の安いおすすめのミニバン3選

・ホンダフリード(ハイブリッド)
・ホンダオデッセイ(ハイブリッド)
・トヨタノア・ヴォクシー(ハイブリッド)

ホンダフリード(ハイブリッド)は、コンパクトながら3列シートで大人が6~7人乗車できる、ちょうど良いサイズのミニバンです。また、ホンダ特有の低床を採用しているため乗り降りがとても楽です。

ホンダフリード(ハイブリッド)は、実燃費が平均18.15km/Lと非常によく、家計を圧迫するガソリン代も大幅に節約できます。快適空間と燃費の良さがフリードの人気の下支えをしているのでしょう。

ホンダオデッセイ(ハイブリッド)は、Lクラスミニバンでフリードと比較するとかなり大きいですが、燃費が特に良いのでおすすめです。Lクラスミニバンのハイブリッドの中では群をぬいて良く、実燃費は平均18.66km/Lです。

フリードハイブリッドより実燃費が良いだけでなく、室内空間が広いといわれる新型ステップワゴンに匹敵する広さです。

最後に、新型トヨタノア・ヴォクシー(ハイブリッド)。トヨタノア・ヴォクシー(ハイブリッド)も実燃費が良く、オデッセイほどではないですが16.96km/Lと抜群です。室内空間が広く、申し分ありません。

この3車種は燃費が特に良いミニバンで、車の維持費を抑えられるのが一番のメリットです。車の維持費の比重が大きいガソリン代を節約できれば、家計の負担も減るでしょう。

まとめ

この記事では、ミニバンの維持費を安く抑える方法や、ミニバンの維持にかかる費用について紹介してきました。

ミニバンの維持費を安く抑えるポイントは、ガソリン代を抑えることです。そのため、燃費の良いハイブリッド車の購入をおすすめしています。

これからミニバンの購入を検討している方や、すでに所有していて維持費を見直したい方は、この記事を参考にしてみてください。

またミニバンの維持費を安く抑える事は大事ですが、それだけでは限界があります。維持費だけに囚われるのではなく、自動車関連の費用を抑えるには、乗り換えの際に、いま乗っている車を高く売るなどの工夫が必要です。
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